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IO DATAのNAS HDL-TA2 を使ってみたレビュー!使い方やメリット・デメリットをご紹介!

念願のNASを購入しました。

購入したのはこちらのNAS。

IO DATAのHDL-TA2です。

主な使用目的は子供の写真や動画を保存することになります。

写真や動画を撮影する枚数や頻度、数年後には機器の経年劣化で買い替えが必要な事などを考慮してNASの容量は2TBとしました。

必要な保存容量について詳しくはこちらの記事を参照ください。

HDL-TA2の本体を設置

まずはNAS本体を設置していきたいと思います。

NASの設置予定場所はこちら。

リビングにある物入の上段にあるルーター等ネットワーク機器の横に設置しようと思います。

ちなみに今回購入したHDL-TA2のサイズは43×134×168mmです。

なめられ太郎と並べるとこのくらい。

この本体に電源ケーブルを接続します。

これで準備完了。

あとは先程のネットワーク機器の横へ持って行って電源をコンセントに挿します。

その後付属のLANケーブルでルーターと接続すれば設置完了です。

ちなみに横置きでも縦置きでもどちらでも対応可です。

今回は高い場所に設置することもあって安定性重視で横向きで設置しました。

機器設置後はスマホやパソコンにアプリを登録しますが、説明書そのまんまであまり困らなかったので当記事では割愛します。

HDL-TA2を使ってみてのメリット・デメリット

はじめてのNASなので他の製品と比べたわけではないですが、実際に使ってみて率直に感じたメリットとデメリットをまとめます。

HDL-TA2のメリット

HDL-TA2を使ってみて感じたメリットは以下の通り。

・価格が安い
・手軽に保存できる(純粋にNASの良さ)

まず価格についてですが、家電量販店で1万2000~1万5000円ほどで販売されており比較的手を出しやすい価格帯ではないかと思います。初めてNASを買う場合、あまり高いものにしてしまうと実際に使った後で思ったより便利じゃなかったなーと感じた時ショックが大きいです。NAS初心者の方はこのくらいの価格帯から始めてみるのもアリなのではないでしょうか。

また私が実際にNASを使ってみて、ワイヤレスでスマホからデータを保存できるのはやはり楽で便利だなと感じました。これはHDL-TA2の良さというよりNAS自体の良さになりますが、改めて強調しておきたいと思います。

HDL-TA2のデメリット

HDL-TA2を使ってみて感じたデメリットを一言で表すと以下の通り。

・アプリの使い勝手が悪い

スマホアプリはRemote Link Files、パソコンアプリはLAN DISK CONNECTというアプリをそれぞれ使用するのですが、なかなか曲者なので詳細をまとめます。

アプリ起動後のNASとの接続時間が長い

スマホではRemote Link Filesというアプリを使いますが、アプリを起動後、NASとの接続までけっこう待たされます。

私の使用するiphone16eでアプリ起動からNASとの接続完了までの時間を計測すると約20秒かかりました。

これが地味に長い。プチストレスです。

iPhoneでは写真・動画以外アップロードできない(やり方がわからない)

これはもしかしたら私がやり方を知らないだけかもしれませんが、iPhoneのRemote Link Filesからは写真や動画以外のデータをアップロードできません

ちなみにiPhoneでのデータアップロード方法は以下の通り。

まず右上の選択を押します。

すると左下にが出てくるのでこれを押します。

NAS上で「新規フォルダ」を作成するか、「フォトライブラリから取り込み」で写真や動画データのアップロードをするか選択できるようになります。

データのアップロード方法がこれ以外無いので、写真や動画以外のファイルは扱えません。

何か方法を知っている方いれば教えてください…

ちなみにandroidであれば写真や動画以外のデータもアップロード可能です。

アップロード方法はまず右下のを押します。

そうすると写真や動画を含むいろいろなファイルにアクセスできます。

iPhoneもこんな感じになればいいのですが…

子供の写真や動画の保存のみでNASを使うということであれば問題ないですが、それ以外のファイルもスマホからアップロードすることを考えているiPhoneユーザーの方はご注意願います。

PC用アプリがWindows11 23H2 24H2に非対応で外出先からアクセスできない

パソコン用アプリはLAN DISK CONNECTというアプリを使うのですが、このアプリはWindows11 23H2と24H2に非対応らしく、外出先からNASに接続しようとするとエクスプローラがフリーズしてしまいます…

ちなみに23H2と24H2は更新プログラムのバージョンのことです(スタートメニュー→検索バーに「winver」と入力してバージョンを確認できます)。

一応メーカーから苦肉の対処方法が示されていたので試してみましたが、私のPCでは結局繋がりませんでした…

つまり現状windows11ではLAN DISC CONNECTは使えないということになります。

スマホからの写真や動画のアップロード以外に、仕事用のPCで外出先から自宅のデータにアクセスしようと考えていたのでこれはかなり痛い欠点でした。

早急なアプリの改良をお願いしたいところです。

スマホで子供の写真や動画をアップロードできればOKな方には大きな問題にはならないと思いますが、PCで外出先からNASにアクセスしようと考えている方はOSが対応しているか要チェックです。

スタートメニューから検索バーに「winver」と入力、バージョンが23H224h2だと要注意

ちなみに自宅でNASと同じWi-Fi環境内でも使えませんでした…

まとめ

なんだか批判の多いレビューになってしまいましたが、HDL-TA2は子供の写真や動画を保存する目的で使う分には必要十分なスペックのNASであると思います。

デメリットで上げた項目についても、子供の写真や動画を保存する目的のみで考えればあまり問題になりません。

というわけでHDL-TA2をオススメできるのはこんな方。

・はじめてNASを使う方(導入費用が安いので)
・子供の写真や動画の保存以外で使わない方
・外出先でパソコンからアクセスしない方

逆にオススメできないのはこんな方。

・子供の写真や動画以外のファイルも使いたい方(特にiPhoneユーザー)
・外出先でパソコンからアクセスしたい方(特にWindows11ユーザー)

私自身は外出先でパソコンからNASにアクセスしたい派なので、次回機器更新時には別のNASにしようかなーと漠然と考えております。その前にアプリが改善されてくれれば使い続けるのですが…IO DATAさんよろしくお願いします!!

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